coLinux-0.7.1 + Fodora7 のインストールMemo

coLinux-0.6.4を使っていたのですが、0.7.1が安定版としてリリースされていたのでインストールしてみます。

インストール

http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=98788
から

をダウンロード。

coLinux-0.7.1.exe を実行。
インストール対象から

  • Root Filesystem Image
  • WinPcap
  • SLiRP

を外す。

Fedora-7-20070906.exe を実行。
destinationcoLinuxのインストールディレクトリを指定。
(自分の場合は C:\Program Files\coLinux-0.7.1)

confの設定

インストールディレクトリ以下の example.conf をコピーして fedora7.conf を作成。
以下、設定例。

# デフォルトのまま
kernel=vmlinux
# Fedora7のイメージファイルを設定
cobd0="C:\Program Files\coLinux-0.7.1\Fedora-7.img"
# 同じくSwapも
cobd1="C:\Program Files\coLinux-0.7.1x\swap.img"
# デフォルトのまま
root=/dev/cobd0
# デフォルトのまま
ro
# デフォルトのまま
initrd=initrd.gz
# メモリサイズは大きめに変更(こんなにいらんかも)
mem=512
# ネットワークはTAPを使う
eth0=tuntap
# 後からcoLinuxからCドライブに手軽にアクセスできるように
cofs0="C:\"

起動

コマンドプロンプト

colinux-daemon.exe @fedora7.conf

coLinuxの設定

キーボードが英字配列扱いにされるので、
「=」をうつときは「^」
「:」をうつときは「Shift + ;」
「_」をうつときは「Shift + -」
としないといけない。
ネットワーク設定さえ終われば、ターミナル(puttyとか)でログインして普通にキー入力できるのでこれは放置。

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0

DEVICE=eth0
BOOTPROTO=static
ONBOOT=yes
TYPE=Ethernet
IPADDR=192.168.100.2
NETMASK=255.255.255.0
GATEWAY=192.168.100.1

/etc/sysconfig/network

NETWORKING=yes
HOSTNAME=colinux

/etc/sysconfig/i18n

LANG="ja_JP.UTF-8"
SYSFONT="latarcyrheb-sun16"

/etc/resolv.conf

nameserver 192.168.100.1

タイムゾーンを日本時間に

cp /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime

Windowsのネットワーク設定

ネットワーク接続の「TAP-Win32」を
IP:192.168.100.1
SubnetMask:255.255.255.0
とする。

インターネットに繋いでいる接続(自分の場合は無線LAN)の「詳細設定」で「インターネット接続をとおしての接続を許可する」を「ON」にする。

サービスへの登録

colinux-daemon.exe @fedora7.conf --install-service

旧バージョンの削除

旧バージョンがある場合、まず、サービスから旧バージョンを削除しないといけない。

sc.exe delete "Cooperative Linux"

あと、まだ詳しくは理解できてないのだが、旧バージョンを --remove-driver して、新バージョンを --install-driver しないといけないみたい。

旧バージョンディレクトリ\colinux-daemon.exe --remove-driver
新バージョンディレクトリ\colinux-daemon.exe --install-driver